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2010年2月24日水曜日

天国の口 終わりの楽園 y tu mama tamblen


ふと時間があって入った映画館で良い映画に当たったときの高揚感は得も言われぬものです。

近頃ではプレブューや原作が売れてしまって内容の分かるものばかりですから尚更です。

この映画もそんな1本です。最新のCGもなく粗い画像は殺伐としたメキシコの風景と、少年時代の無垢で、純真で、無謀で、傲慢な心ともぴったりきます。

見た後何というか後味の悪い(イイ意味です)きれいに終わらないこの映画が本来の人間の心なのかもしれません。勧善懲悪や2項対立的解消方法では所詮割り切れないものです。

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