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2010年3月23日火曜日

誤診のおこるとき みすず書房


書籍の中には名著というものがあります。この本もその一つです。重版により最新の症例や治療法が付記されていきます。

以下発行元のみすず書房のよりの紹介のコメントです

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「診断とは、疾患について、疾患をもつ個体について、さらに個体をつつむ環境について、必要なあらゆることを知り尽くそうとする、終わりのない努力を意味すると言える」


『精神医学ハンドブック』で知られる著者が誤診例をまとめた名著。再刊にあたり、「うつ病の労務災害」「発達障害」「精神安定剤・睡眠薬の副作用」など今日的なトピックを追加した。さらに最終章に加えた論考「精神科診断の宿命と使命」では、診断に必要な経験と知識、操作的診断運用上の注意点を踏まえながら、あらためて精神科診断の基本を整理する。


精神症状のみならず付随する身体症状にも着眼した症例検討は、精神科以外の医師にも日々の臨床の一助となるだろう。研修医から精神科志望者まで、診断学への入口に最適の一冊。

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今では当たり前となっている治療方針や薬もほんの少し前まではなかったのです。まだまだこの分野は十分疑ってかかってみる必要がありそうです。まだまだ情報の対称性には程遠いものだからです。

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