4月28日より新国立美術館で開催される「
ルーシー・リー展」は今年の私の期待する展覧会の一つです。
私の父は生前陶芸家として、
バーナードリーチ氏に面談しそのままの作風で頑張って続けてほしいと彼より薫陶を受けたことを誇らしげにテレビの取材で語っていただけにその正反対の作風を作り続けた彼女の作品に惹かれるものがあります。
リーチ氏は既知の通り強い火と土の力強い、いわばその土地に根の生えたような男らしい作風を好みました。一方、リー氏は当初電気窯を使って焼いていたように、女性的な繊細な作風です。
リーチ氏のこの批判により彼女は困窮に瀕したようです。
しかしながら、リーチ氏も晩年には彼女の作風を認め、彼女の名前は世に知られていくようになったのです。
器のみならず彼女のボタンを
三宅一生氏がコレクションしていることも有名な話です。
他人に左右されず、キャベツの生活をしながらも、
作り続けることこれが大切なのだと思います。
千鳥が淵の桜が終わった頃に行くことにします。
1月以上先でした。終わっていて葉桜でしょう。
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