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2010年3月26日金曜日

内田祥三      龍岡門 浴風会 

東大といえば「赤門」が有名ですが、その他の門を全て答えられたら相当のフリークです。
現役の学生でもそうはいません。さらに2007年に新設された門もあるのでそこまでは知らないはずです。答えは以下のとおりです。詳細はウィキペディアより掲載しました。

正門
キャンパス西部にあり、本郷通りに面している。横にある門衛所も合わせて登録有形文化財に登録されている。1912年完成。設計は伊東忠太。

赤門(あかもん)
キャンパス南西部にあり、本郷通りに面している。同キャンパスの正門とよく間違われるが、正門ではない。

鉄門龍岡門(たつおかもん)
キャンパス南部にある門。1933年完成。設計は内田祥三。名称は門周辺の旧地名「龍岡町」(現・湯島四丁目)に由来する。近くに「鉄門」と呼ばれる門があったため、龍岡門の通称が鉄門であると混同している人が多い(龍岡門周辺に多くの施設をもつ医学部の通称が「鉄門」であることも影響している)。かつては門扉が付いていたが、門柱間を広げる工事を行う際に撤去され[1]、現在は門柱のみとなっている。龍岡門は常時開放されており、一般車両も入構できる。付近には医学部・薬学部の施設の他、大学本部(本部棟・第二本部棟)がある。医学部附属病院も近く、同病院に車で来院するときは龍岡門から入場することになる。

鉄門(てつもん)
龍岡門よりも東の医学部附属病院中央診療棟南側に、1879年から1918年まで存在していた門。1918年に鉄門の外側の民有地を大学が購入し、大学の敷地を門で区切っておく必要がなくなったため、撤去された。現在ある鉄門は、2006年5月31日に同位置に再建されたものである。なお、現在の正門が設置されるまでは、鉄門が本郷キャンパスの正門とされていた。かつて医学部本部棟がこの付近にあったため、「鉄門」は東京大学医学部、あるいは東京大学医学部医学科卒業者の代名詞となっている(東京大学#同窓会の鉄門倶楽部の解説を参照)。現在では、医学部教育研究棟内に「鉄門記念講堂」も存在する。

春日門
キャンパス南部にあり、春日通りに面している。2007年に既存の通用門を改修して設置された。

西片門
2007年完成。キャンパス西北部にあり、赤門や正門と同じく本郷通りに面している。工学部5号館の裏に位置している小さな門であり、歩行者専用となっている。東大前駅から工学部地区へ行く場合、以前は正門または弥生門を経由する必要があり、遠回りを強いられていたが、この門が設置されたことにより便利となった。なお、門の名称は周辺の地名に由来する。

懐徳門
2007年完成。大江戸線出入口そばに設置された。周囲には総合研究博物館、理学部2号館などがある。旧懐徳館洋館の煉瓦造の遺構が利用されている。

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とまあ門もこれだけあるわけですが、実はこの本文中にもある内田祥三氏は本郷キャンパスの建物、白金の医科学研究所の建物、さら設計のみあらず2期にわたって総長も務め、後年には叙勲もされております。つまりこの当時の設計家というものは官や大企業の公共性の高い建物を設計しており、今のように住宅や我々のような小規模の会社の建物はほとんど設計していなかったわけです。時代とともに仕事のもつ本質的な差異を感じます。
 
 

写真は鉄門ですが、右の杉並にある浴風会も彼の設計とは知りませんでした。

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