55歳の若さで亡くなられた門脇俊介氏の名著です。
自らを反自然主義哲学と標榜している氏の言葉が平易に記されています。
哲学書を読み解くその立ち位置とでもいう、基本的なスタンスも教えてくれています。
哲学者であっても難解な哲学書にどのように対峙していったか彰かにされています。
まだ大学院・学部生にあてた講義のHPが残っています。残念ながら直接の講義はもう受けられなくなってしまいましたが、このような彼の遺作を通じて門脇氏の思想の断片を感じてみましょう。
彼の死因の神経膠芽腫とは、脳腫瘍(のうしゅよう)の一種です。
膠芽腫は、神経膠腫(しんけいこうしゅ、グリオーマ)の中で最も悪性度が高いとされます。
膠芽腫は、急速な腫瘍の増大により極めて進行が速いです。
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