昨日、手嶋龍一氏の「
スギハラ・ダラー」読み終えました。
読後感といたしましては、中盤までは息を呑むような展開だったのが、後半にはダレてしまいました。
最終章のあたりでは「えっ 何で」という始末です。
もう少しソフィーとアンドレイの登場には時間を掛けてほしかったものです。
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それにしてもユダヤ人ネットワークというのはどういうものなのか、想像だに出来ませんが、飲食店を経営していたころには定期的に趣味の音楽の延長でお店専用のCDを作ってくれていた友人がいました。彼は宝石商を営み相当の規模でやっていたのですが、離婚と同時に全てを処分して信州に引っ越してしまいました。その彼がダイヤモンドの買い付けでブリュッセルやアントワープに出掛けていたころ、私に言っていました。「
ユダヤ人とインド人と中国人とは商売をしないように」と。
それほどまでに彼らのビジネスは強烈だったようです。それもこの強烈なネットワークを持っていたからなのでしょう。
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