ノーベル賞を取った小柴昌俊教授のスーパーカミオカンデでの同じ施設にて、究極の宇宙創成物質であるダークマターの発見が進められています。
ヨーロッパにはこの施設の何十倍もお金をかけた加速器が開発されていますが、我が国の凄いところは検出器の精度が抜群に高いことです。
率いるは鈴木陽一郎教授です。この計画とて小柴氏から綿綿と受け継がれてきたたゆまぬ努力と継続のたまものです。基礎研究と言うのは時間の掛るものなんです。
しかし、法人化の呷りを受け、どうして2番ではいけないんですかというような、アホな議員による予算の削減もありなんとかここまでたどり着いたというのが正直なところでしょう。
いよいよ全てのセットが完了し、検出が始まります。吉報が入ることを大変楽しみにしています。
そもそも物質を透過してしまう性質のダークマターですが、ある物質を跳ね飛ばすことが考えられその跳ね飛ばしの足跡をたどるのです。跳ね飛ばされるのはキセノン君です。詳しいことは以下のHPでお読みください。
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/report/sympo_ICRR/SK_XMASS.pdf
我が家の研究者の卵君は5時に起床して、オニギリを2個持って実験室に向かいました。
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