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2010年9月2日木曜日

ドマラトゥルギー  自己呈示

皆さんはドラマトゥルギーという言葉を知っていますか?社会学を学んだ方ならばアーウィン・ゴフマンが提唱したこの言葉聞いたことがあるかもしれません。「自己呈示」という意味です。

人間は少なからず他者より良く見られたいという願望を持つものです。私は他人の目など気にしないというのは、その気にしない自分が他人からどう映るということを意識しているのです。

高名な弁護士が自らの事務所の中で、フォークソングを掛けたり、大学教授が授業の合間にロックの曲を流すなどという行為もこのドラマトゥルギーということになります。

自己呈示をしない人間はいません。鬱病はどうなのと思う方もいるかもしれませんが、それとて病気であるということで自己呈示しているのかも知れません。代理ミュウハウゼン症候群などもっとも好例でしょう。

もっとも社会学では人間と文化のかかわりに置いて多用されたりするのでその持つ意味合いはもう少し範囲を広げます。

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