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2010年12月15日水曜日
法医工文
東の空に明けの明星が煌めいています。夜明け前の静寂です。
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「法医工文」なんだか分かりますか?
息子に言わせると「法医文工」じゃないと言いますが、これT大の学部の威張っている順列なのです。威張っているって何なのと訝かう向きもあろうかと思いますが、帝大の歴史的認識にもこのことは明確に記されているようでもありますのでおことわり申しておきます。
理系オンチの私としてはその溝を埋めるべく数年前に東大出版会より発刊されている「ものの大きさ 自然の階層・宇宙の階層」という一般人向けの宇宙物理学の書籍を数年前に買い求めて読んでいたのです。著者は同大の宇宙物理学の教授でした。
昨日、設計をお願いしているK氏よりメールで「T大のSY教授知っていますか?実は今度自宅の設計をすることになるかも知れないのです」と書かれていました。
最初は聞いたことあるような無いようなでしたが、何と書架にちゃんとこの本がありました。
縁とは不思議なものです。
宇宙物理学では同大のインフレーション理論の佐藤勝彦教授も有名でしたが(数年前退官された)この先生はダークマターの世界的権威なのです。
権威といっても世間一般の権威とは程遠く、そこは物理屋(この表現が好きです)としての矜持が持たれています。そして今年発刊されたばかりの「人生一般ニ相対論」をアマゾンお急便で購入し、読み終えました。抱腹絶倒でした。
最初にこの本を読んでも相対論は絶対に学べませんと書いてあります(笑)しかし、本の中には研究者特有の現場の苦労話や、どんな研究者がダメなのかとも列記してあります。これがまた面白い、
前項では前述した「法医工文」のお話も出てきます。だから工がこの位置なのでしょうか・・・・
優秀な先生は実は何を書かせても面白いものなのです。私は知っています。
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