福沢諭吉の「学問のすすめ」を読んだことのない人はいないと思いますが(少なくともこのブログを読んでいる人は)、サミュエル・スマイルズの「自助論」となるとぐっと少なくなるようです。
日本ではニュートンの初代編集長も務めた東大の地球物理学教授の故竹内 均先生が翻訳していた事でも有名です。自助論の冒頭に「天は自ら助くる者を助く」と書いてあります。読んでない人は是非お読み下さい。
その通りなのです。須藤靖先生の著作にもありますが、人生=概ね=相対的なのです。
田舎町でずっと椎間板ヘルニアと言われて10年以上通院し、マッサージは禁忌といわれ投薬治療をしていた人間が、MRIという新たな機械により「これ椎間板ヘルニアじゃないよ、マッサージ全然OK」と言われ「今まで何だったの」と思うことと同じように、その時点で正しいと思われていた事は、必ずしも後世になって正しい訳じゃないのです。そう概ね相対的なのです。
それなのに自らに天井を造る人が多くいます。頑固と言ってしまえばそれまでですが、私には「知」がないと見えます。「知」が無い人は自らの「知」の無さに気付きません。バカは利口の服を着て歩くのです・・・・
人は概ね相対的であるべきなのです。(朝令暮改を良しとする言い訳かもしれませんが)
0 件のコメント:
コメントを投稿