いつも近くにきても入らなかったお店があった。小坪は魚が安いし美味しい。だから肉や中華を食べようとはあまり思わず、20年ずっと来た事のないお店もある。
小坪のY食堂という有名店、私には何故並んでまで食べたいのか分からない。チャーハンはただ量が多いだけだ。ラーメンも魚臭い。
材木座に「薊」という中華があったが、取り壊されて住宅に変わっていた。見る限り理想とする普通のチャーハンだったのに残念。
ということで商店街の道を挟んで反対側にある「盛華園」さんである。
ビールとチャーハン、ラーメンを妻とシェアした。
いやこれが中々旨い。お世辞にも綺麗なお店ではないがラーメン500円はまっとうな味だ。
チャーハンもグリーンピースが無いのがたまにきずだが味付けはしっかりしている。
レバニラも今度試したいお店である。
鎌倉での生活が長くなると、そこに住んでしか分からないことが分かるようになってくる。
鎌倉のお店はそのお店のメニュー全てが美味しいということはなく、ここのお店のこれが美味しいと言う風に限定的である。さらに日によって味が違う(先日のN楽荘の排骨麺)
妻が鎌倉在住何十年というミセスに伺うと、土日は観光客がどっと混みあうのでどこのお店も人員を増やし、アルバイトなどで対応させるため味が落ちるのだそうだ。(もっとも違う店もあるけどね)
概ね、大きな席数のある店はそのようだ。
そう、確かに美味しいものはあるし、歴史もあるけど、東京と比べると「浅い」のである。これは歴史ではありません。店の経営の話です。
しかし、そこは鎌倉の人、全て怒っていたのではつまらなくなります。
そのミセスがいうには「平日の暇な時間に行けばいいのよ、そして土日は家から出ないでのんびりしているの」
なるほどそれが鎌倉の極意のようです。
郷に入らば郷に従えの教えのとおりです・・・・・
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