日本と言う国はどうしてここまで落ちぶれたのかと恨めしく思う時がある。
外国人に言わせると夏なのに長袖のアームカバーをして、顔がすっぽり隠れるつばの大きい帽子をかぶり、挙句に日傘をさしているのだ。
日傘がいけないと言っているのではない。セザンヌの絵のように陽光燦々としている草原を日傘をさして歩く婦人の絵になる事は既知の事実。
問題なのは、観光客でひしめく鎌倉の小町通りを平気な顔をして日傘をさしているそんな人達だ。
背の低いこれらご婦人がたの傘の先がちょうど男性の顔のあたりに来る。今にも目に入りそうである。
全く持って自分のことしか頭にない、矜持なき普通の人々。日本はいつから思いやりに欠ける自分本位の普通の人の国になってしまったのか、嘆かわしい限りである。
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