みすず書房より送られてくる定期刊行物の案内で目にとまったので購入した一冊です。
イノベーションは自ら全崩壊するような突然変異とする仮説の一方で、この本の作者のようにテクノロジーと経済の円環的連続性と捉える考え方もあるのだなと考えることも出来ます。
ドメイン、構造の深化、機会のニッチ、生成経済・・・頭を刺激する言葉の洪水です。
結局、イノベーションなくしこれからの経済は進化しないことを痛感します。今までのような経済原理だけでは発展はありえない、つまりパラダイムの変換が必要となり、全てのテクノロジーの生成要素を一度、分解して再構築する=つまりは経済の解体作業こそこれからの脱工業化社会に求められるのではないか・・・・
秋の夜長に最適の一冊でした。
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