10年前の私は42歳です。何をしていたかというと今日が息子の中学受験の発表日でした。私は筑駒に、妻は栄光に発表を見に行きました。外はみぞれ交じりの寒い日でした。
その前の二年間は息子の送り迎えのため、日曜日は外出もせずほぼ毎週、タマプラーザの日能研と四谷大塚の試験をタブルヘッダーで受けさせていました。途中、食事をする時間もなく、タマプラの東急の地下でお茶と太巻きずしを買って息子と食べていました。
そんな息子が大学4年です。6年生なので卒業とは行きませんが、その翌年私は社会に出ました。
そうやって子供と接していられるのはほんの一時期です。もうあとは必要なくなります。後ろを押していた子供がいつしか親を追い抜き、成長していきます。そうなったら親はただ見ているだけです。
息子を医学部に行くことを決させて戴いたK先生(我が家の恒例のパーティで直接息子と会話し、息子に刺激を与えていただいた)が進級テストの管理官だっとようです。
縁とは奇なものです。しかし、選んだ以上、その結果を自分で受け止めなければなりません。彼の先にどのような将来が待ち受けているのか分かりませんが、自分で選んだ道を進むだけです。
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