このブログを検索

2012年2月6日月曜日

経済 社会システム 50%のススメ

経済とは英語のPolitical Economicsを福沢諭吉が「経済」と訳したことにより、広く人口に膾炙する運びとなりました。

もともとラテン語ではοικονομία(家政術)に由来するもので、それが広く国家の財政にも影響するPoliticalなものまで指し示すようになったのです。もとは家計簿です(笑)

ひとことで「経済」とは財の生産と交換、分配、消費のプロセスということになります。ひとつの社会システムです。

しかし、この社会システムは常に一定とは限りません。20世紀の大量消費、マス社会を経て、現在の21世紀は個人の時代と言われています。機能不全な社会システムと昨今叫ばれますが、実は時代対応してない、陳腐化が進み新陳代謝が出来てないのです。

江戸時代までの日本は人口が3000人程度でした。この人口工だったので鎖国という保護主義でもやってこれたのです。

まあ、人口が減少すればまた鎖国という選択肢もないわけではないですが・・・・・・



昨日読んだ、「私はお金を使わずに生きることにした」というのは現在の社会システムの正反対にある行動を実践した書です。

しかし断っておきますがながらお金を使わない行動でも、交換や贈与、生産、消費が存在する以上「経済」なのです。

この本を読んで如何にお金を全く使わないと言うことが、システムの潤滑から離れて難儀なものなのかそれが強く印象付けられました。彼だって結局はこの後、現実の社会に呼び戻されるのですから・・・・

そこで提案します。

今使っているお金の半分でやってみることです。私のような個人経営者なら尚の事です。

それもあまりテンパラないで、気楽に進めることです。実は数年前一度やってみました。以外と楽しいんです。如何に私たちが無駄で不必要な出費をしているかよく理解できます。

サラリーマンならお小遣いで実践と言う手もあるでしょう。要するにお金以外の価値を見つけて生活に取り入れる提案なのです。

どうも娘は私のこの血のせいか、自分の机の前に毎日の節約と貯金の有用性を掲示しています。

これが大切なのはお金に束縛されずに如何に自分を大切にするかを考えることになるからです。

以前はこんな話をしたら功利主義者よりお前馬鹿じゃないのと言われましたが、今ではこの本の著者のように世間から変わったことをしても容認される土壌が醸し出され始めました。


やってみる価値はあると思うのですが・・・・如何でしょう・・・・・

0 件のコメント: