Sパパのスターウッズ系列のホテルでの講演会拝聴して参りました。講演内容は「世界同時不況とその後」です。
Sパパは濃いネイビーのストライプのスーツに黄色いネクタイを先日新調された丸い眼鏡と合わせてまさにプロフェッサーそのものでした。会場で一番カッコよかったです。(2番目は私?!)
お話の内容は、マルクス・エンゲルスの共産党宣言に始まり、ポールグルーグマン、落語の花見酒など聴衆の気に入りそうな話題を加えながらレンダーズライアビリティ、格付け機関の責任、行き過ぎた時価会計の問題点など適度に数値分析を交え、緩急を付けた内容で70分の講演を飽きさせることなく終了しました。何よりSパパが実際に観てきた事を説明する訳ですから、こんな実体験に基づいた話は中々ありません。
声も通っていて、時折、瓶のままコーラを口にする姿はなかなか決まっていました。(聴衆の皆様はその理由が欠糖補完など知る良しもなく アメリカンな先生と写っていたことでしょう)
大学の教授というのは、かっこ悪くて話が上手いか、かっこ良くて話が下手かという人が多いのに、かっこ良くて、話が上手いのはまさに「天は二物を与えしもうた」です。これからは、我が家でSパパが話しをする時には、私が胴元となり、有料の講演と致しましょう。
いつもはニコニコと楽しい話題でワインや食事を楽しまれているSパパですが、昨日の講演を聴いて、改めてマクロ、ミクロに常に経済の新しい状況分析をされているSパパのエンタプーライズな一面が伺われました。私たちももっと勉強しなければなりません。
メモを見てきずいたのですが、「伝統的銀行システムとパラレルに発達していた別のシステム」という話が気になりました。グローバル化の特徴として「大きな組織でなく、ここのパラレルに発達したシステムが強力な力を持つ」という話と妙に符合するからです。
我が家で「これからの2つの世界のエンジンは?」という問いに対して妻が「BMWとベンツ」と言ったことは余興です。
1 件のコメント:
早速、読みました。杉原さんは一番良い服を着ていたし、格好も良かった。
しかもとても若く見えた。 S氏から
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