本の題名になりそうですね?!昨日の弊社スタッフへの私の問いです。
今朝の日経新聞に東京ディズニーランドの来場者増加と日本マクドナルドの過去最高益の話が別々に掲載されており、キィワードとして「巣篭もり」「近い安い」があると論評されていました。
これが私の授業のレポート課題なら30点です。全く掘り下げていませーん!!
それなら、「何故他のもっと安いハンバーガーチェーンや大阪のUSJは苦戦しているの?」
まず、ディズニーランドです。第一にチケットの分類がUSJと違います。USJでは12歳以上を大人のく くりとしているの対し、TDKでは12才から17才を大人より1000円近く安く設定しています。この世代は大人と行くケースとは別に友達と訪れることが多いからです。別の消費が促されます。さらに、新しいアトラクション、施設の設置などハード面での拡充も見過ごせません。
一方、マクドナルドは総店舗数が3000店を超え24時間店舗数でも1000店を越えています。そして業界2位のモスフードが総店舗1400店なのでその差歴然です。高価格のモスは別としても他のチェーン店と比べても特別に安いかというとそうでもありません。逆にレギュラーメニューなら他の店舗のほうが安い場合だってあります。しかし、圧倒的に違うのはメニュー数です。高額になる商品から、100円の商品まで、幅も密度も高いです。そして、もう一つ地域別料金体系を取っている点です。東京と青森では値段が違うのです。知っていましたか?
マクドナルドの場合、タイミングが悪くて失敗した60円バーガーがあり、業界2位のモスが高価格をやめられないという全体の構造が後押ししている部分もあり、今のような戦略が生じたという結果オーライな面も歪めませんが・・・・・・
いずれも単に安いから、近いからといった理由では説明しきれません。結局のところ、消費者が納得する商品を提供しているということなのです。
池の上を優雅に泳ぐ水鳥の足は、一生懸命漕いでいるのです!!!
コインの裏側を見よ!!です。
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