ロードバイクのとあるネットショップのブログに「潜水服は蝶の夢を見る」という映画のことが記されていました。この映画は実際にフランスELLEの編集者が脳梗塞で倒れ、左の目しか動かなくなったその彼が目の動きで題名の本を出版する内容のものです。原題は`Diving Bell &The Butterfly`というので鋼製の潜水服のヘルメットのことではないかと思いますが・・・・・まあ題名なんてこんなものです。
子供や妻を抱きかかえることどころか、全く感覚のないストレスは想像できないものでしょう。
そのショップのオーナーは寒くても、びしょびしょでもそう感じられる自分がいるので走ると引用していました。私も同感です。
それにしても以前似た映画を私は観ました。「海を飛ぶ夢」というスペイン映画です。同様に寝たきりになった主人公が尊厳死を選ぶという内容のものです。(尊厳死が認められていないスペインでも話題になりました)尊厳死を委託された医師(女性)は悩みながら彼の尊厳死を認めるようになっていきます。そして彼女自身も死の病に冒されていることと、彼を愛した事がこの物語のサブテーマです。
それにしてもこの主人公を演じたハビエル・バルデムという役者は20歳以上の年上のラモンを演じるために毛の一本一本を抜き、中年に見えるようにしたというから驚きです。スペインのガルシア地方の風景と彼の瞳が素晴らしい良作です。
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