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2009年12月18日金曜日

人力車 ビジネスモデル 

人力車は日本では数件しか作られていなかったとは車夫=俥夫から聞きましたが、つい最近ではベンチャービジネスとして取り組んでいるところも多いようです。

嵐山で乗った「えびすや」さんの彼曰く、1台平均で160万円近くするということらしいです。真相は定かではありませんが、こうして高い車体設定には法律的にも意味があります。

人力車は自転車ではなく、軽車両扱いです。

つまり交通事故の際には対物保険の対象となります。対物保険である以上、再調達価格が設定されます。

さらに俥夫の生活保障の問題も出てきます。こんなことを総合すると高い価格の意味があります。

それにしてもこのビジネスはまさに「用事」を重視しています。需要のあるところ=人の集まる観光地に限定しています。いつも同じ場所ではなく時として必要なところに移動もします。移動時は自転車扱いでフェリーだそうです。さらに、若くてかっこいい人が集まっています。

失礼ですが各種報奨金は別として自給1000円からです。好きでなくてはやれません。

これは「用事」の抽出に他なりません。立派なビジネスモデルです。需要のあるところしかビジネスは成立しません。

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