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2009年12月18日金曜日

デザイン 非デザイン


美とは目的なき合目的性というカントの言を使いましたが、今回デザインについて考えさせられました。

現在、一時閉鎖されている河口湖のTRIFというホテルも、今回の星のや京都も老舗どころでいうと修善寺のあさばもデザインされているのです。

どれもキチンと計算されていて、美しいのですが、何故か私には居心地が良くないのです。
多くの人は非日常性を楽しめて良いというと思いますが、私にはそうではありません。
相手の考えている恣意性が透けて見えるのです。川面をじっと見据えている青鷺の姿からは遠くかけ離れたものを感じてしまうのです。貶しているのではありません。個人的印象です。

列車の中で(私には一番集中できる環境)読んだ本に、破壊的創造と持続的変化は違という記述がありました。受けての用事を理解せずに生する愚とも。
多くは特別な場合を除外して平均して解を求めるとも書いてありました。日常性の中に非日常性を織り込むデザインとは何なんでしょう。

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Mというデザイナーが施した嵐山の駅が私には*****に写りました。

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