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2009年12月18日金曜日

旅と時間  長谷川眞理子先生


1泊2日の小旅行から帰った小生は旅と時間について少々考えていました。


息子の夏休みの課題図書に本川達雄著の「ゾウの時間、ねずみの時間  中公新」でした。


本の内容は多くの方が既知のことでしょうが、動物はサイズによって時間そのものが異なってくるという内容のもので、大変興味深く読ませていただきました。


確かに間というのは相対的なものです。自分がとても忙しいと思っていれば1時間は短いものですが、心に余裕があれば1時間はとても長く感じられます。


松尾芭蕉の名句「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり」です。


ゆっくりと舟で遡上する演出はこんなところにも宿っていました。


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人類学者のハセマリこと長谷川眞理子先生は「殺人について」の研究で有名であります。人間から人殺しは絶対になくならないことを論理的に解いています。私見ですが人間の余剰生産行動とも密接な関係にあります。

そのあたりは追って読み解くことにします。

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