昨年の12月、9月のリーマンショック後急速に収縮した経済はまるで「脳震盪」を起こしたように硬く凍ったような状態でした。
中国やインドなどがいち早く、そして震源地のアメリカまでが持ち直していく中、日本だけが著しく回復の遅れたわけです。今もその後遺症に苦しんでいます。
総選挙では首の挿げ替えばかりしている派閥が闊歩している旧体質の自民党に国民は本当に嫌気がさし、相対して(ここが大切)民主党の勝利とあいなった訳であります。
そして、昨日、疲労困憊した我が国の長のマスコミへの答弁を見てますますこの国未来が暗くなったわけであります。
政治資金規正法の虚偽記載はいけませんが、税金を私欲のために使ったり、他人のお金を使ったわけではありません。国民はそんなことよりもっと先にしてほしいことがあります。
小さな子供を持っている親はインフルエンザのワクチンを早く確保して欲しいでしょうし、貸し渋りにあっている中小企業のオーナーは貸し渋り防止の対策を早急にしてほしいと思っているでしょうし、高速道路の無料化により大打撃を受けているフェリー業界はそれをやめて欲しいと思っているでしょうし、国民の意思とは全く逆に走っています。
そして世論がそう望めば椅子から降りると・・・・・・・・・世論てなんですか
自民党のばら撒きも、民主党のばら撒きも同じです。広く薄くでは駄目なんです。この国の背骨となるようなイノベーションを起こしていかなければならないのですから・・・・・
無理なんでしょう・・・・・・この国は「出る釘はうたれる」です。トヨタの名誉会長奥田氏が言っていた「嫉妬から賞賛の社会」には程遠い国という訳です・・・・・・・・
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