このブログを検索

2009年12月25日金曜日

名酒菜席 壹

恵比寿で15年「名酒菜席 壹」をやっておりました。今あるのもあの頃の3足のわらじを履かせていただいた経験でしよう。大切なものを教えてくれた訳です。

当時のお店は古い木造のしもた屋を余分なものをとっぱらって吹き抜けにしたあの頃では珍しい質素な店舗でした。(バブルの頃だったのでこれでもかと絢爛豪華なお金を一杯使った店舗ばかりでした)

それが出来たのもお金が無く、それがせ制約になったからです。時としてこういった制約が功を奏する場合があります。

ボストン在住で同市港湾開発を成功させたK先生という設計士さんは日本に来ると必ず寄ってくれました。「こういったお店が落ち着く」と「神の子」をお土産にわざわざボストンまで持って帰っていました。

***********************
***********************

今とりかかっている、Sプロジェクトも似ているところがあります。1階が美容室の木造建物を如何に低予算で2階部分を事業化し、顧客の満足の出来るものに仕上げ、さらに耐震性もアップさせるというものです。

そんな中、一緒に連想しているK氏が教えてくれた、五反田にある木造写真スタジオがこの建物と同名なのです。

さらにその内装は壹に大変似ていました。

まず作るのではなく、「余分なものを排除する。」これから進めましょう。総花は何も生みません

でも予算は当時の1/3ですけど・・・・・・・・・・・・・

0 件のコメント: