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2009年12月25日金曜日

活字と言語表現

本はすごく面白いんだけど、いざ対談などを聞くとそうでもない。逆に対談はすごく面白いんだけど活字にするとつまらない。リックのパパが言うとおりこういう人結構います。

失礼ですがハカセこと「福岡晋一氏」も前者です。氏の著作「生物と無生物のあいだ」「動的均衡」は読んでいて前に前に進ませる内容ですが、それが対談になると??????です。

さらにこれも失礼ですが解剖学者の養老孟司氏も同じく「バカの壁」は大ベストセラーになるほど人気を博しましたが、講演や対談になると??????です。

しかし、しかしです。それが当たり前です。活字による表現は制約されます。一方、言語による表現は単に聴覚器官のみに訴えるのではなく、視覚効果も加わります。我々の感覚器はそれらを総合して判断するのです。つまり、面白いと感じさせるためには五感に訴えなければならず、役者さんや、芸能人はその使い方が旨いのです。

週末、単元的表現を受動すべく、本屋に向かいます。

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