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2009年12月15日火曜日

蕎麦屋の系図


以前渡米する飛行機の中でこの本を読み無性に美味しいお蕎麦が食べたくなって困ったことがあります。(笑)

妻はどこへいっても蕎麦派ですが私は用心深く、美味しいところででないと蕎麦は注文しません。

お蕎麦には大きく分けて「更級」「」「砂場」「一茶庵」の4系統が代表してあります。

一茶庵は「蕎麦聖」ともいわれる片倉康男氏が新宿東口に開店したのが、俳人小林一茶の生誕100年にあたるためこの屋号を付けたと言われています。

砂場は秀吉の大阪城築上時に人夫相手に工事用の砂場で開店したことから付けられたと聞きます。

藪は駒込団子坂の旧地名が藪之内藪下だったころから付けられたと聞きます。

更科は保科家に出入りしているある人物がその蕎麦打ちの腕を評価され、そば粉の産地である級の更と保の科を取って付けたといわれています。

私の大好きな「宮本」は神田、浅草と分家した藪が池之端にさらに分家したその池之端藪で修行されたと聞き及びますが、出汁、そばとも抜群です。2度ほど蕎麦だけのために行きましたが、ここ以上のお蕎麦はまだ食していません。

ほんの少しばかり遠いのが悔やまれます。何分島田なので・・・・・・・・・

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