旧道の碓氷峠の九十九折をおりながら、「帝王切開をした後に通常分娩は出来ないのと」とTに質問したら、詳しく教えてくれました。講義時間30分であります。
結論は子宮破裂の危険性が数パーセントあり、これをどう捉えるかという病院の姿勢であると言っていました。
帝王切開後の通常分娩をVaginal birth after cesarean sectionの頭文字をとってVBACというらしいです。
日本ではとにかくリスクテイクしたくないので、ほとんどの病院が帝王切開後の通常分娩はしないという方針が多いらしいですが、アメリカでは医療費の高騰と患者本人の術後の回復等の要素で、このVBACが進められた時期もあったようですが、今はまたゆり戻しが来ているとのことでしした。
彼の病院ではその子宮破裂のリスク、赤ちゃんの状態、分娩数、子宮の状態により本人に説明し、それでもという場合には十分な管理の下行っているとのことでした。
なるほどよく理解できました。
それにしても「しません」「できません」の説明なしのドクターが如何に多いことか嘆かれます。
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