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2010年3月21日日曜日

大西洋クロマグロ規制否決

このクロマグロ規制が否決されたニュースを見て、マグロが食べられると喜んでいるどこかの国がありますが、皆さんはどう考えますか?

クロマグロが減っているのは事実のようなので、我が家はクロマグロが食べたいとも思わないので食べません。他にありますから食べ物は・・・・

いやいやマグロの話ではなく、この背景についてです。

日本のマスコミはその何故について取材しません。

息子は「禁止になった方が良かった、これから大変だよ」と言っています。

私はこの背景に政治的なパワーゲーム感じます。確かにチュニジアなど実際の漁業国が深刻なダメージを受けるというのでアラブ諸国が団結したことは容易にわかります。

一方で中国が何故?という疑問です。確かにぎくしゃくした米中関係からは否決に動いたことは想像つくにしても、それだけでしょうか?

今、中国は海上覇権を狙っています。友好国の港湾整備という名目で、ミャンマー、スリランカ、パキスタンに軍事拠点を作っているのです。モルディブにも25年の基地租借を取りきめました。つまり、こういった国の多くは漁業が重要な産業のため、中国の戦略も変える必要があったではないかと考えてしまいます。

そう、アメリカが主軸の世界から、中国、アジア諸国、インド、アフリカと世界はそれぞれに軸をもった勢力図に塗りかえられていることを窺わせているのです。

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