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2010年4月22日木曜日

鷹の目 マスコミと大衆


さくらのポールを皆が狙っています。さくらにはいい迷惑かもしれませんが、微妙な力関係で均衡が保たれているところが面白いのです。

閑話休題

小林昭氏のようなまさに「鷹の目」もった人によって私達は情報を受けてきました。

今はどうでしょう。誰でもインターネットを通じて情報を取ることができるので情報量としては苦労はしないですが、マスコミにこの「鷹の目」を持つ人がいないような気がします。

情報と言うのは全部多ければ良いというものではありません。量は少なくても旅のように自分の足で苦労して体感できたものが宝となることが多いからです。

個人的には私の軸足はあの時の、そう1978年に出来た気がします。

ハンティントンビーチのピアがコンクリート製に代替わりした今でも木製のピアの先のペアーの店は生きてます。オヒョウを”Hlibut”と呼ぶこともこの時知りました。人間には若い時に無理をしてもこの軸足を作る時期が必要なのではと考えます。

小林氏はその後西麻布で事務所を立ち上げ、各種の雑誌に引っ張りだこだったのを急に居をロンドンに移し、ファッションの仕事にのめり込みます。そして現在、そこも引き払って原点に近い、アメリカ特にサーフカルチャーに近い仕事をしている訳です。

ものすごい拘りとものすごい拘りの無さ、この二つが共存しています。

イーグルスのホテルカリフォルニアが流れています。イーグルスの前身はリンタ゛ロンシュタットのためのアーテイストでした。そしてこの曲は1976年です。そう1986年の10年前です。

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