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2010年4月13日火曜日

文字の都市  明石 康氏



この本は大学の人気講義を中心に横断的に各章を配している書籍なのですが、なかなか面白いことが書いてあります。

例えばロシアの吟遊詩人の歌について、西欧のシャンソンやフォークとの差異は何であるのか、またその背景にも言及されており、一般にカウンターカルチャーとしてひとくくりにされる傾向のあるジャンルにも執拗にメスが入れられています。もう少し読み進めてみましょう。

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すでに国連を退任している明石 康氏でありますが、欧米での彼への批判は今一つ要点を得ませんが、その彼がテレビで面白いことを言っていました。ボスニアでセルビア勢力のカラジッチ氏との会話だそうです。

レディがNOと言えばそれは多分である。
レディが多分と言えばYESである。
レディがYESといえばそれはレディではない。

これをもじって外交官たるもの

外交官がNOと言えばそれは多分である。
外交官が多分と言えばYESである。
外交官がYESといえばそれはレディではない。

 


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