生物学でたんぱく質が正常の機能・構造を獲得すること手伝う物質のことを、若者が社交界でデビューするときに手伝う女性になぞらえ
シャペロンといいます。中々のネーミングです。
以前、教育は
贈与であると書きました。そう見返りを求めない一方的行為なのです。
その中で我々大人がきちんとシャペロンの役目を果たしているでしょうか?自分が前に出て行ってはダメなんですよ。そう、つかず離れず影のように寄り添って、成長するまで根気よく手伝うのです。
ある雑誌に阿川佐和子さんと福岡晋一さんの対談が載っていました。息子は阿川さんのファンなんです。そう阿川さんは自分のことを出来そこないと謙遜していましたが、その中で福岡氏が阿川さんのことを「
知らず知らずのうちに彼女は本の光線を浴びて大きくなった」と評していた事が印象的でした。
そういってもシャペロンになるのはなかなか難しいのがこの世の中です。本の力を借りて意識だけでも持ちましょう。
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