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2010年6月9日水曜日
アルマンド・ガララーガ投手 ことの終わらせ方
海の向こうのの大リーグで、さすがという物語があったので皆さんにお知らせします。
デトロイト・タイガースのガララーガ投手があと一人で完全試合というとき、打ちとったと思われたファーストへの送球がセーフと判定されたのです。監督は猛然と抗議しましたが塁審の判定はくつがえりません。大リーグではビデオ判定の導入に向けて反対賛成の真っただ中という状況ですが、ビデオでは明かにアウトでした。
そして数日後、今度はその塁審が主審として現れた時、球場は怒号のヤジです。それを察した監督は、当人のガララーガ投手に選手リストを主審に渡させ、主審とがっちり握手したのです。
怒号のヤジは称賛の拍手に代わり、審判の目には涙が溢れていました。
その後のガララーガ投手のコメントも「人間にミスはつきもの、気にしない」と相手を擁護しました。
こんな話を聞くと、アメリカが大人の国に見えてきます。怒りにまかせて相手のエース選手を骨折に追いやるようなどこかの国のスポーツ選手に教えてやりたい話です。
その話にはもう一つオマケがついて、スポンサーのGMがガララーガ投手に最新型のコルベットをプレゼントしたらしいのですが、今度はそのGMに対して財政再建中なのにふざけていると国民も政治家もお怒りになったとか・・・・・アメリカらしいおちですね
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