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2010年9月29日水曜日

遅れている日本  成熟していない国

車のことでも日本は決して世界一ではないと書いたことがあります。戦後復興の一環としてアメリカにとって「都合が悪くなかった」ので日本車の輸入を承認し、それを一部のアメリカ人が評価してくれただけです。

ところがアメリカの現状では多大な期待は出来ません。たちまちバッシングが始まりました。だって本当は良いと思ってなかったんだから・・・

様々な国の車に乗った1経験者として、日本車ほど均質化、平準化しているものはありません。

成熟した文化の作りだすものには、成熟した感性が伴います。その感性には特徴が伴います。その感性が欠如しているのです。

食うに困っていたときはそれでよいでしょう。しかし、成熟した国民となるためには感性を鍛えねばなりません。

鎌倉ベースのFAUCETで日本には良いものがないとお話しました。アメリカではどのホームセンターでもDELTAやKOHLERなど膨大な種類の中で選択できますし、これらの企業は日本を覗いてワールドワイドに展開しています。

確かに、代理店や並行輸入をやっているところはあります。しかし、それらを修理できるところが圧倒的に少ないのです。住に関する商品はまさに「ガラパゴス化」しています。ここに日本の水道を取り巻く利権と権益確保の従来の構造がお上に従えといったねじれた文化を形成したのです。強いものに巻かれろです。

我々は少ない選択肢で選ばねばなりません。いや、少ない選択肢で我慢しているのか、感性が働かないのか分かりませんが、いずれにせよそんなことを甘受していれば本当の感性は育ちません。

よく「壊れないから」と日本製品のことを進めるひとがいます。壊れないことは本当に良いことなのでしょうか?

人間も物も時と共に劣化し、ホメオスタシスとアポトーシスを巡っていくのです。

遅れている日本、成熟にはほど遠い国です・・・・

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