この本だけではなく数々のチャイナリスクの書籍が書店には並んでいます。
今回の日産の中国での増産計画のように日本の企業の多くは中国に資本も人も移転してしまうのでしょうか?
私には欲にかられた経営者の無能としか映りません。
数年前、このチャイナリスクについて勉強したことがあります。チャイナリスクには政治、体制、経済、歴史的と様々な側面がある事もその時学びました。当時、上場企業の財務担当として上海に赴任していた友人も同様なことを話していました。
今回の尖閣諸島での衝突、その後のデモを見ても、このチャイナリスクは存在していることが明確です。
中国政府は成長戦略の中には、広大な国土に様々な民族が存在し、その経済的格差は大きい訳です。その民族を一丸とするには「抗日戦線」のような外敵を作る事なのです。中国にとってその外敵はアメリカではありません。成長も止まり、外交力もなく、同盟関係も脆弱な我が国なのです。
中国はソビエト連邦の崩壊のような同国内の崩壊を阻止しようと考えています。たとえ戦争になろうともその考えは変えないでしょう。
日本の企業にはチャイナナンバーワンとして中国語を必携にしている企業もあります。必要であることと、その本質を見極めることは別の話です。政府も無思想なら、民間企業も無思想な我が国に憂国をみます・・・・・・・・
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