この映画1983年に
森田芳光監督がメガホンを取ったものです。森田監督といえば最近では「間宮兄弟」なんかも作っています。
故
松田優作氏が私が帰省中に私の下宿を「探偵物語」で使ったことはすでに申し上げましたが、今になって思えば何故あのときサインをもらわなかったのか悔やまれます。
その松田優作氏がこの奇妙な家族の家庭教師を演じています。
実は私も大学生の頃、東京湾岸、八潮のとある建物で家庭教師をしていたことがあります。
この映画ほど極端ではありませんでしたが、公務員の父親とパートの母親、姉妹の4人家族です。
確かに妙な学歴社会への妄想のようなものがありました。食事は近くのスーパーで買ってきた揚げ物中心でした。揚げ物が悪い訳じゃありません。でも誰も文句も言わず黙々と食べているのは映画と同じで奇妙に感じました。
「
人は知らないことを知らない」とこのとき痛感した22歳はこんなにうるさいシジイになったのでした・・・
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