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2011年7月7日木曜日

モンスターペアレント 

私は息子の大学の入学までと決めていたので(それでも安藤忠雄氏に揶揄された)今は学園祭にも他の彼のイヴェントにも一緒に立ち会うことはないけれど(喧嘩している訳ではないのでプライベートの会食などは別)、結構まだ顔を出している親が多いのも事実。これで就職の面接までついていくようだったらまさしくヘリコプターペアレントですね。

一方、学校給食を拒否しお弁当を持参させる親が多いと聞きます。何でも放射能が心配だとか・・・

笑っちゃいます。テレビで真顔になって某区長に嘆願書を出している親の顔を見て、情けなくなりました。こうした親は子供に弁当を持参させるのだとか・・・・・分かってはいますまい。

私達が子供の頃、雨に放射能が混ざっているから帽子を被りなさいと言われました。けど、被らなかったけどね。あの頃は冷戦真っただ中、米ソが地上で核実験を繰り返していて、おそらく大気中の放射能が今よりずっと多かったのだろうと思います。だけど、親は鷹揚でした。

親がヒステリックになればなるほど、子供の心理に影響します。自分の価値観と違うものは全て排除するそんな危険な思想こそモンスターペアレントを作るのです。

しかし、返す返す、戦後の日本はこうした傾向の人間を多く作ってきた歴史でもあると思うのです。

残念ながらこうした人は他者との関係性の中で自己を結実させる方法を持たないのです。

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