20数年前、目黒通りに家具店を入居させたときに多くの人が「やっていけるの」と疑問視していました。それが今ではどんどん増殖し雑誌とタイアップしてインテリアウィークまで行うようになりました。
当時の私はそれまでやってきたデベロッパーでのノウハウを生かして箱ではなく、面で集客効果と拡散化が図れないか検討していました。
輸入車ディラー、外食産業など数えるアイテムしか展開していなかった放射道路において比較的多くの売場面積を必要としかつ賃料も比較的安く、車での買い回りの出来る特徴を生かすアイテムとして家具を選んだのです。
さらに当時のショップオーナーはそれぞれ個性があり、その人の生き方がショップセンスに生かされていました。大正の古い民家を改造したMのオーナーK氏なんて自分がイームズが好きで、アメリカを渡り歩いて良いなと思ったものをそのまま商品にしていました・・・・・しかし、時代と共に店舗数が増えるに従ってそうでないステレオタイプのお店も増えているのは事実です。
そんな中、以前のブログでも紹介しましたが事務所の近くのhikeというお店がお気に入りです。
時代感も1930年~60年前後でかつピリピリした尖がったものではなく、全体の調和のとれた家具が多く選ばれています。そして、そのオーナーの撮る写真が素敵なのです。NY、谷川岳、積丹すべてのフィールドが新鮮です。
お店のHPを是非覗いて下さい。感動的写真の数々です・・・
http://www.hike-shop.com/
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