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2009年9月14日月曜日

蝶の話 志賀昆虫普及社







高校1年のとき駿台の夏期講習で上京したおり、一番心躍らされたものは宮益坂上にあった「志賀昆虫普及社」です。今は品川に移転してしまいました。

蛾は嫌いですが、蝶は捕まえて標本にしていました。根暗な少年だったのです。


赤城山でオオムラサキを、足尾ではアオバセセリを採取したりしました。あの頃の私でしたら、庭の山椒のアゲハ蝶の幼虫をそのまま観察して成虫にしていたでしょうが、残念ながら山椒が丸裸にすることを今は是認できません。しかたなく幼虫を見つけては、ポィしています。(これが殺せないんですね)


しかしセセリはその姿を良くみると蛾そのものです。


高校生の頃、私の部屋で3か月越冬したアカタテハがいました。春になって暖かくなったら飛んでいってしまいました。ブラジルのモルフォ蝶、世界最大のニューギニアの「トリバネアゲハ」の標本も持っていました。あの頃はなんでも入ってきました。


そんな私です。取引先でNHKエンタープライズの依頼で熱帯雨林で撮影をしていた会社に色々な昆虫の標本があり、ビジネスはそっちのけでその話題に夢中になったことを覚えています。

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