有料な情報として以前も掲載した。雑誌 「選択」です。年間1万2千円です。1冊1000円です。
これを安いと見るか、高いとみるか人によってそれぞれです。
息子は論評はその整合性を説明する責任があるといいます。その論を得るならば「情報は委縮して、全て証明された矮小な情報」ばかりになってしまいます。
私はこの雑誌がマスを目指さない点が気に入っているのです。意見は3者三様です。問題はリテラシーを持ってこの情報を見極め、自分の意見と比較してどうなのかなと検証することにあります。
「日銀総裁が「東大経」卒が間違い」「スパコンの事業仕分けによりオーダーメイド医療に出遅れる」などの記事は少し笑ってしまいましたが、(オーダーメイド医療は今進めているスパコンでなくても進められる)、一方、「還りのいのち、還りの医療 米沢 慧」の記事はまさに膝を打つ思いです。
本当に困窮している人たちは多くを求めないのです。私も以前、そういったケースを見てきました。
多くを求めず、不平もいわず、消えていくのです。
群馬県の渋川で起きた老人ホームの火災事故を思い返して下さい。不要なものとして有無を言わさず、田舎の空いている施設に送られ、事故で死んでしまった人たちのも悲しい現実です。
福祉とは名ばかりのこの国です。
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