大阪市立大で大学院生が実験に使われる「アクリルアミド」という毒物で自殺したと言う痛ましいニュースを聞いてPAIDS(paralyzed academic investigator's disease syndrome、麻痺状態となった大学研究者症候群)という「病名」を連想した。
自殺した人が本当にそうであったか定かではないが、そもそもこの病名はコレステロールと動脈硬化の研究でノーベル賞を受賞したJoseph Goldsteinが付けたそうである。
Goldsteinはこの「病気」の原因は基礎的訓練の欠除によると明快に結論している。
つまり基礎的訓練の欠如のまま、高度に専門化した研究という職業のストレスが半端ではないことを物語っている。息子にはparalyzedにならないように願っている。
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