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2010年7月6日火曜日

OREXIN オレキシン

私のように時折起こる眠りたいのに眠れない更年期も嫌なものですが、その正反対いつでも眠くなってしまう病気があります。私の近いひとにこの病気の疑いがある人がいます。もちろん、危険なので自動車の運転はさせていません。また専門家の受診もしていないので素人判断は危険ですが度々疑わしいものが見受けられます。

この病気をナルコレプシーと呼びます。息子は知っていました。(当たり前か)

特徴は

①十分な睡眠を取っていてもすぐ眠くなってしまう。

②感情や緊張を伴う行動を起こそうとすると抗重力筋が脱力する。(カタプレキシー)

③金縛りになる

④眠った感覚がないにもかかわらず直前の記憶がない

⑤睡眠が不規則である

しかし全ての症状が出るという訳ではなさそうです。この病気には視床下部で睡眠と覚醒を調節しているオレキシンという物質が強く関係しているようです。

ナルコレプシーの患者の脳のほとんどでこのオレキシンがなくなっているということが明かにされているようです。

このオレキシンと言う物質は脳内ペプチドの一種です。アメリカではこの薬を点鼻して覚醒を継続させ、最強の兵士を作り出す計画もあったとかなかったとか・・・・・・・

いずれにせよ、睡眠や覚醒について調べるならばきちんと睡眠ポリグラフ検査を受けたほうがよさそうです。

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