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2011年9月14日水曜日

お薦めの本

土曜日に熱を出してからやっと昨晩まともにものが食べられるようになりました。

夏風邪は馬鹿に出来ませんね・・・反省です。

ところで私はみすず書房より目録が送られてくるので、面白そうな本があると近くの本屋さんで探し、どうしても手に入らない場合はネットで取り寄せています。

今回はそんな2冊のご紹介。

1冊目はこれは発刊されたばかりの本です。詩集「コルタカ」で萩原朔太郎賞を受賞した小池昌代氏の本を読む喜びを素直に説明している本です。

中でも小池氏も取り上げている「精神科臨床の場所」という本の中で杉林稔氏が書いていた「人と人の間に、釣り糸をおろして」という文章は私もどきっとしたのでよく覚えています。

もう一冊は鎮目恭夫氏の「ヒトの言語の特性と科学の限界」です。これはチョムスキーの言語における科学的限界を読んだり、興味のある方には最適です。チョムスキーやウィナーをテコに考え直そうとするものです。

目録はアンチョコかもしれませんが、中々毎日のように新刊が発刊される中面白そうだと分かりません。もっとも期待外れの場合もあります。ならばしばしこのような選択から選ばざる得ないでしょう・・・・

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