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2010年7月16日金曜日

AuthaGraph オーサグラフ


昨年ICCでN氏が研究していたオーサグラフの展示がありましたが、そのオーサグラフの世界地図を先月より試験的に販売開始したということで私のもとに送っていただきました。ありがとうございます。N氏はパークミンスターフラーの研究者でもあります。

ここで簡単にオーサグラフについて説明すると

AuthaGraph World Mapについて
既存の世界地図の欠点を補い、陸地の面積比と形状をほぼ正確に表記し、かつ海を分割することなく矩形の平面に収めた世界地図。
地球の表面積を96等分し、それらの面積比を保ちながら正四面体に変換して作成する。正四面体を展開させた地図はかぎりなくシームレスにつなぐことができ、地図上のどのポイントからも三角形、平行四辺形、長方形等の世界地図を切り取ることができる。
名称はauthalic(面積が等しい)とgraph(図)に由来する。
 
グーグルでもすぐ彼の名前が出てきます。彼の手紙では台湾と中国を同じ色にするか、パレスチナをどう表記するかといった作成者らしい悩みも書かれていましたが、何と言っても日本科学未来館での大規模な展示の設計の準備に取り掛かっているとのこと嬉しい限りです。
そんな企画ですが一昨年の事業仕訳では実施できるか危ぶまれましたが、毛利衛氏の努力も実り予算獲得が出来たそうです(ホッ)
 
日本から海外に発信できる数少ないオリジナリティです。こういうものを疎かにするようではこの国の未来はありません。
 
多忙とは思いますが、涼しくなったら私の打つ「うどん」でもご夫婦で食べに来て下さい。うでによりをかけて美味しいうどんを打ちますから・・・・・

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