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2010年12月13日月曜日

食い物譚  吉村 昭


2006年に亡くなった作家、吉村 昭氏の食にまつわる文章を読んでいると、必ずと言っていいほど値段との関係が強調される。高くて旨いのは当たり前、できれば安くて旨いものが良いとしている。同意。

さらにおごおごしく店側が食べさせてやるという店はダメだと言っている。ダメというより氏の言葉を借りれば「いかなくなる、消えるように足が遠のく」と言っています。共鳴。

飲食店を経営していた時にこんなことはなっかったのかしらん?と背中が寒くなる文章でもある。黙意。肝胆。

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