前作の「流跡」を読んであまりの凝った(凝りすぎた)表現にこの人はどう書こうとしか考えていないのかなと疑問を持ちましたが、芥川賞作の「きことわ」を読んでそんな疑いも晴ました。
朝吹さん申し訳ない。大した骨太の文体ですよ。
そんな小説に百足を熱湯で処理するシーンがあります。実は先日、鎌倉で百足が出たので、この方法が頭に刷り込まれていて、お湯を沸かしにいっている間に逃げられてしまいました。
当たり前ですよね、二人だから出来る方法なんですから、でもまた疑問が、箸で抑えているのはどちら??お湯が湧くまで時間は結構掛ります。それを箸で押さえておくのは結構危険です。
それとも長い箸だったのか・・・小説を実在化して考えるのは面白いものです。
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